令和八年は警察学校にとって、大改革といえる年になったのではないでしょうか。
現役の方も退役された方も、驚いておられると思います。
髪型、スマホ、年齢制限、教練、指導に至るまで、時代に合わせたというより、追い詰められてやむなく、の印象はあります。奨学金の返済制度もついてきます。
…国家警察の危機であった。公式な数字は数字は発表されていませんが、暴れる外国人、合格者の四割が辞退。前年一万人の応募者が千七百人に。入る人が減り、現場の負担は増え、疲弊していく。しかし、間口を広げたことで、有能な方が参画されることを期待します。
質問まとめ
🔴「社会人採用選考枠」について教えて
🔴2026年度「返済支援制度」について
🔴SPI3試験の具体的な難易度と対策方法を教えて
🔴武道未経験でも1ヶ月の短縮訓練でついていけるか不安です
🔴書類選考でのアピール方法を教えて
🔴入校中のSNS利用に関する具体的な注意点」
🔴教官の指導スタイルはどう変化したの?
🔴警察学校の一日のスケジュールを教えて
🔴「社会人採用選考枠」について教えて
警視庁が導入した社会人選考の年齢制限や試験内容は以下の通りです。
- 年齢制限: 24歳から61歳まで(昭和40年4月2日〜平成15年4月1日生まれ)と、非常に幅広い層が対象です。
- 職務経験の条件: 民間企業等での経験が必要で、期間は学歴により異なります(大卒2年以上、短大卒4年以上、高卒6年以上)。自営業や派遣社員の期間も加算されます。
- 1次選考: 書類選考、SPI3(70分)、適正検査が行われます。書類選考が極めて重視され、経歴が細かく評価されます。
- 2次選考: 面接考査、体力検査、身体検査、適正検査です。面接は「面接考査」と呼ばれ、個々の経歴を警察実務にどう活かせるか、一人ひとりに合わせた質問がなされます。
この枠では「論文試験」が1次選考にないのが特徴です。
🔴2026年度、奨学金の「返済支援制度」について
2026年度(令和8年度)採用者から導入される、全国の警察で初となる画期的な制度です。主な内容は以下の通りです。
- 支援内容: 奨学金返済総額の半分(1/2)を警視庁が肩代わりします。
- 上限額: 大卒者は最大150万円、大学院卒者は最大225万円まで支援を受けられます。
- 支給の仕組み: 入職2年目から12年目までの10年間、毎年分割して支給されます。長く勤務するほど恩恵が受けられる、定着支援を目的とした仕組みです。この制度の導入に加え、初任給の大幅な引き上げも予定されています。
🔴SPI3試験の具体的な難易度と対策方法を教えて
SPI3試験は、70分間で70問を解くスピードと処理能力が求められます。社会人選考においては書類選考が非常に重視されるため、SPIの点数そのものはそれほど重視されない傾向にありますが、6〜7割程度得点できれば他の受験者と大きな差をつけることができます。
具体的な対策方法は以下の通りです。
- 毎日コツコツ進める: 多くの社会人が無対策で受験するため、1日20分程度でも毎日問題に触れて慣れておくことが有効です。
- スピードを意識する: 1問1分のペースで解く必要があるため、素早く正解を導き出す練習を繰返しましょう。対策を全くせず2〜3割しか取れない受験生も多いため、少し準備するだけで有利に進められます。
🔴武道未経験でも1ヶ月の短縮訓練でついていけるか不安です
武道が未経験でも、礼法や足さばきといった基礎から段階的に学ぶことができるので安心してください。
ただ、1ヶ月の短縮訓練であっても、体力検査や訓練の内容は、20代の若手と同じメニューをこなすことになります。以前のような高圧的な指導スタイルは改善され、ミスをしてもその場で注意を受けて、終わるメリハリのある形に変わっていますが、運動強度は依然として高いのが現実です。
特に40代・50代の方は怪我のリスクもあるため、入校前からランニングや筋トレなどで基礎体力を高めておくことが強く推奨されています。
🔴書類選考でのアピール方法を教えて
書類選考では、これまでのキャリアを警察官として、どう活かせるか具体的に「言語化」することが合格の鍵となります。
具体的には、以下のポイントを意識してアピールしましょう。
- 専門性の活用: 財務やサイバー、児童福祉といった実務経験が、警察のどの部署(刑事や生活安全など)に即戦力として貢献できるかを具体的に示します。
- プロとしての実績: 学生のような部活動等のエピソードではなく、仕事で培ったスキルや責任感を強調し、学生との違いを明確にします。
🔴入校中のSNS利用に関する具体的な注意点」
現在のSNS利用に関する注意点は、主に以下の3点です。
- アカウント削除は原則不要: かつてはLINEやInstagramなどの全削除が求められましたが、現在は削除不要とする警察本部が増えています。
- 利用時間の制限: 平日の授業や訓練時間(8:30〜17:15)はスマホを預けるため利用できず、使用できるのはスマホが返却される放課後や週末のみです。
- 警察官としての自覚: 外部との連絡が自由になった分、内部情報の漏洩や不適切な投稿をしないよう、これまで以上に節度ある利用が求められます。
ルールが緩和されたことで、以前よりも外部と繋がりながら、訓練に励める環境になっています。
🔴教官の指導スタイルはどう変化したの?
教官の指導スタイルは、以前に比べて大幅にマイルドに変化しています。具体的には以下の通りです。
- 態度の軟化: 以前は学生を、突き飛ばすような激しい指導も見られましたが、現在は人手不足の影響もあり、教官の接し方は以前より配慮されたものになっています。
- 恐怖の「指導ノート」と長時間の説教が廃止: 以前は、日中に受けた指導内容をピンク色の「指導ノート」に書き、放課後に教官室で30分〜1時間説教を受ける習慣がありましたが、現在は廃止されています。よかったです。
- その場で完結: ミスをしてもその場で注意を受けて終わる、メリハリのあるスタイルに変わっています。
🔴警察学校の一日のスケジュールを教えて
警察学校の1日の主なスケジュールは以下の通りです。
- 8:30〜17:15:授業・訓練 法学などの座学や、柔道・剣道・逮捕術などの実技訓練が行われます。この時間帯はスマートフォンを預けます。
- 17:15以降:自由時間 スマートフォンが返却され、夕食、入浴、外部への連絡などが可能です。以前は放課後に「指導ノート」の提出や教官による長時間の説教がありましたが、現在は廃止されています。規則正しい生活の中で、オンとオフが以前より明確になっています。

