教場 警察学校 体験談リアルQ&A(匿名問答集) (受験生向け)

俳優、芸能人、注目、なぜ、どうして 

入学試験に合格すれば、晴れて公務員です。給料をもらいながら、教練や座学を学べる道が約束されます。しかし、合格者の四割が辞退しています。今年は教場requiemの上映もあり、現実には「君には、ここを辞めてもらう」タイプの教官はいないので、ご安心ください。

映画教場requiemの公開より、多くの方が関心を寄せてつつも疑問を持たれた警察学校だと思います。軍隊式の教練は戦時下を思わせるでしょう。
普通の学校なら、個人の成績を競い合うのですが、誰かが全体に遅れる…合わないと連帯責任、「全員腕立て伏せ30回」の声が飛ぶ。ますます合わない「校庭10周」。——てんこ盛りである。

今回も入学案内やパンフには書かれてない、警察学校の裏事情・本音の部分をお伝えしたいと思います。


🔴警察学校卒業後に“腐らない新人”チェックリスト🔴

― 元捜査一課刑事が見る4つの分岐点 ―

 ドラマ『教場』では、警察学校で脱落する者が描かれます。
しかし現実で本当に差がつくのは「卒業後」です。

 現場で腐る新人と伸びる新人の違いは、能力ではありません。
最初の3か月の行動パターンです。


✔ ① 挨拶は“自分から”する

新人は「様子を見る」タイプが一番危ない。

 警察組織は上下関係が明確です。
ですが、だからこそ上司は“自分から来る人間”を見ています。

● 先輩より先に挨拶
● 名前を覚えて呼ぶ
● 目を見て言う

 これだけで「使える新人」に分類されます。
犯罪心理学、行動心理学本は愛読してほしい。
いつも見られている。その場にいなくても、あなたのしていることは課の全員が知っている。
そしてあなたがミスをした時、どうするかを背中を向けたまま、観察している。
隠すのか、ごまかすのか、先に言い訳するのか。報告はしないのか。

能力評価より先に、“空気を読む力”でラベルが貼られるのが組織です。


✔ ② ミスは30分以内に報告する

これができない新人は確実に詰みます。

警察は「隠すこと」に最も厳しい組織です。
ミスそのものよりも、隠蔽が致命傷になります。

理想は:

  1. ミス発覚

  2. 自分なりの仮対処案を持つ

  3. 30分以内に報告

この流れができると評価は跳ね上がります。
下げた頭で覚える。日記などで、言語化することで現在地を確認する。
それを刻め。

逆に
怒られたくない」が一番危険です。


✔ ③ 配属初日で評価はほぼ決まる

これは元刑事あるあるですが、
正直に言います。

第一印象で8割決まります。

・声が小さい
・メモを取らない
・返事が曖昧

これで「頼りない」に分類されると、
重要な案件は回ってきません。誰の見立ても同じです。
どう考え、何を伝えられるのか。
知識➡理解➡発信力は、工程ごとに少なくなる。
考えの半分も、伝えることができないが普通。
忖度や、遠慮はいらない。
見えない努力も、みんな分かっている。

逆に、

・メモが早い
・復唱確認する
・動きが速い

これだけで「使える」に入ります。

配属初日は“能力”ではなく“姿勢の演出”です。


✔ ④ 飲み会は情報戦

ここはドラマでは描かれにくい部分。

警察組織は、
公式会議より非公式の場で情報が動くことがあります。

次の人事の空気
・上司の本音
・誰が評価されているか

 これが見えるのは、飲み会や懇親の場です。話すことより、
聞き役に回ることで、情報も知識も増える。

無理に飲む必要はありません。
でも、完全に避けるのは損です。

「話を聞く力」がある新人は、
半年後に差がつきます。


腐る新人の共通点

・怒られた回数を数える
・理不尽を言い訳にする
・上司を敵にする
・同期と愚痴で結束する

腐るのは環境のせいではなく、
視点の固定です。


腐らないために分けるべきこと

✔ 自分で変えられること
✔ 変えられないこと

上司ガチャは変えられません。
でも、自分の報連相は変えられます。

この思考の差が、
3年後に刑事コースに乗るかどうかを分けます。

刑事になれる人の共通点

精神論ではなく、
「現場評価基準」


刑事になれる人の共通点

― 元捜査一課刑事が見た“選ばれる側”の条件 ―

ドラマ『教場』では優秀な学生が描かれます。
しかし現実では、成績上位=刑事になれるではありません。

刑事課に上がる人には、明確な共通点があります。


✔ ① 報告が“結論から”できる

刑事課はスピードが命です。

ダメな例:

「昨日の件なんですが…ちょっと問題があって…」

良い例:

「結論から言うと、容疑者は否認しています」

この差は致命的です。

刑事は「整理能力」で選ばれます。
話が長い人は、現場で使われません。


✔ ② 感情が安定している

怒鳴られる、無視される、徹夜になる。
それでも表情が崩れない人。

刑事はメンタル勝負です。

✔ 失敗しても翌日普通に出勤
✔ 注意されても顔に出さない
✔ 嫌な相手にも態度を変えない

これができる人は上がります。

逆に、プライドが高い人は上がりにくい


✔ ③ 地域課で手を抜かない

刑事志望でも、最初は地域(交番)が基本です。

ここで差が出ます。

✔ 職質をサボらない
✔ 通報処理を丁寧にやる
✔ 先輩のやり方を盗む

地域での評価は全部、上に伝わります。

刑事課は「推薦」で決まる世界です。


✔ ④ 上司に“可愛がられる”

実力主義ですが、完全な能力主義ではありません。

✔ 返事が早い
✔ 呼ばれたらすぐ行く
✔ 面倒な仕事を嫌がらない

「使いやすい部下」は、チャンスが回ります。

組織は人間社会です。


✔ ⑤ 失敗を隠さない

これは最重要。

刑事課はミスが大問題になります。
だからこそ「隠さない人間」が上がる。

失敗→即報告→改善

この循環ができる人は信用されます。


刑事になれない人の特徴

・理屈が多い
・被害者より自分の感情を優先
・同期と愚痴で盛り上がる
・体力を軽視する

能力以前に、
「組織適性」でふるいにかかります。


何年目で刑事になれるのか?

一般的には
3〜7年目が一つの目安。

ただし早い人は3年以内。
遅い人は10年以上地域のまま。

差は“特別な才能”ではなく、
日々の積み重ねです。


受験生へのメッセージ

刑事を目指すなら、

✔ 話を短くまとめる練習
✔ 感情コントロール
✔ 体力維持
✔ 嫌な仕事を先にやる習慣

これを今から身につける方が、
試験対策よりよほど重要です。



捜査一課に行ける人の条件

― 元刑事が見た“本当に呼ばれる人間”の共通点 ―

ドラマでは優秀=捜査一課のイメージがあります。
しかし現実は少し違います。

捜査一課(強行犯担当)は、
能力+信頼+体力+運の世界です。

では、実際に呼ばれる人の条件とは何か。


✔ ① 「事件処理が速くて正確」

まず大前提。

地域課や、他部署での実績が見られます。

・調書の誤字が少ない
・書類提出が早い
・証拠整理が丁寧

捜査一課は重大事件を扱います。
“雑な人”は絶対に上げません。

スピードと正確性の両立。
これが最低ラインです。自身に厳しくない人が、
成長したのを見たことはありません。


✔ ② 体力がある(本当に重要)

強行犯は徹夜が当たり前。

・張り込み
・一斉捜索
・長時間の事情聴取

体力がない人は戦力になりません。体力不足はメンタルを削ります。

筋トレより大事なのは
睡眠不足でも判断力が落ちない人

ここは適性差が出ます。自己管理も大切です。
五大栄養素くらいの知識は欲しい。


✔ ③ 口が堅い

事件情報は極秘です。

・家族に話さない
・同期にも漏らさない
・SNSを軽視しない

情報管理が甘い人は、一生上がれません。

信頼がすべての部署です。


✔ ④ 被疑者と“会話”ができる

怒鳴るだけではダメ。

✔ 相手の心理を読む
✔ 沈黙に耐える
嘘の揺らぎを見抜く

コミュニケーション能力は必須です。
目の動き、体の向き、言葉の反応。

こちらが強く出ると、相手は心を閉ざしてしまう。

意外ですが、
穏やかな人のほうが向いていることも多い。


✔ ⑤ 上司からの“推薦”

これが現実です。

捜査一課は希望制ではなく、
声がかかる世界

そのために重要なのが:

・地域課での評価
・刑事課での補助実績
・応援派遣時の働き

一度「使える」と思われると、
次の事件で呼ばれます。テストの成績より
推薦や紹介されるか。

これが内部ルートです。年功序列はあり得ません。


捜査一課に向かない人

感情が表に出る
・体力を軽視する
・秘密を守れない
・目立ちたがり

華やかに見えて、
実は地味な積み重ねの部署です。


何年目で行ける?

早ければ5年前後。
通常は7〜10年目が多い。

ただし、

✔ 大型事件で結果を出す
✔ 上司が異動先で引き抜く

こうした“運と縁”も絡みます。


受験生に今できる準備

捜査一課を目指すなら:

✔ 文章力を鍛える(調書は命)
✔ 体力維持
✔ 心理学・観察力を磨く
✔ 口が堅い人間になる

試験勉強より、
この土台の方が後で効きます。