ウエストランド「お笑いは復讐」
漫才の王者を決めるM-1グランプリの2020年大会、ネタ順で最後に登場した、タイタン所属のウエストランド。
ウエストランドは、ボケの河本と、ツッコミの井口のコンビで、二人は岡山県出身の高校の同級生。
M-1の決勝進出は、2020年大会が初で、ネタ内容は、マッチングアプリとモテない男をテーマにした漫才。
冒頭の入りはちょっと低調だったものの、中盤から後半は笑いも起き、特に印象的なフレーズが「芸人の一番の目的は復讐なんだよ!」。
井口「そもそも芸人に品行方正を求めてくるなよ、鬱陶しいな。いいか、お笑いは、今まで何もいいことがなかったやつの復讐劇なんだから。芸人の一番の目的は復讐なんだよ!」
河本「笑いをとることでしょ」
井口「え………..復讐だよ?」
お笑いの技術というより、叫びたいことを叫んだロックなネタ。
M-1でのウエストランドのキャッチフレーズ「小市民怒涛の叫び」というのも、岡山出身やタイタン所属というのも相まって絶妙だった。
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ちなみに、ウエストランドが、事務所の先輩である爆笑問題のラジオに、M-1グランプリが終わったあと出演した際、爆笑の太田から、「全部ダメ」と思いっきりダメ出しを受けていた。
動画 : ウエストランド【決勝ネタ】1st Round〈ネタ順10〉M-1グランプリ2020