空気階段やぺこぱはお笑い第七世代?
空気階段は、1987年5月13日生まれの鈴木もぐらと、1990年7月22日生まれの水川かたまりの若手お笑いコンビ。
年齢的にも、結成年(2012年)的にも、お笑い第七世代の括りに入り、実際にテレビ番組でも第七世代の一員のようにして出演することも多い。
たとえば、『第七世代が◯◯してみた お笑いG7サミット』でも、霜降り明星や四千頭身と一緒に出演している。
ただ、水川かたまりは、自分たちが第七世代の空気感に馴染んでいない、と悩みを吐露。とは言え、メンバーの一員かどうかは正直どっちでもいいと『ゴッドタン』の番組内で発言している。
確かに、霜降り明星やEXIT、宮下草薙のような華やかさや明るさより、空気階段はもう少し日陰でアングラ系の雰囲気がある。
『ゴッドタン』
一方で、相方の鈴木もぐらは、第七世代に入っていたほうが絶対いい、ど真ん中でなくてもおこぼれでいい、と第七世代のメンバーでいることを熱望している。
それでは、2019年のM−1グランプリで一躍脚光を浴びた「ノリつっこまないボケ」が特徴のぺこぱは、第七世代に含まれるだろうか。
ぺこぱも、『第七世代が◯◯してみた お笑いG7サミット』に出演し、第七世代の雰囲気を出している。
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しかし、ぺこぱに関しては、明らかに第七世代より世代が一つ上で、本人たちも、自分たちは違う、という感覚が強いようだ。
ぺこぱの松陰寺は、『ダウンタウンなう』に出演した際に、次のように想いを語っている。
第7世代の人たちと番組で「昔は苦労したな」という話をするんですけど、「お前らの苦労は俺らからしたら全然苦労じゃないな」っていうのがあって。泥水を飲んだ量が違うんですよ。あいつらはおちょこ1、2杯だけど、僕らはピッチャー2杯ぐらい(松陰寺)。
ぺこぱが、前身の先輩×後輩というコンビを結成したのは2008年。
当時は、吉本でもないのでお笑いの先輩たちとの繋がりも少なく、様々なキャラ芸人を試行錯誤してきた(「ギャラ芸人になるしかなかった!」という自虐ツッコミも有名)だけに、華々しい第七世代と一緒にされるのは納得がいかないのかもしれない。