不器用な霜降り明星せいやのバイト失敗エピソード
折り紙が折れない、すぐパニックになるなど、不器用な面のある霜降り明星のせいや。
その極端な不器用さゆえに、学生時代に行なっていたアルバイトも「すぐクビになった」と言う。
バイトの失敗エピソードも多く、たとえば、「折り紙が折れない」というのも直接バイトに関係している。
紙を折る、ということが苦手なせいやは、トイレットペーパーの三角折りができず三角になるように破り、清掃の仕事をクビになったこともある。
また、パニックで皿を40枚割ってクビになった、というエピソードも有名である。
飲食店でバイトをしていたせいやは、ピークタイムでオーダーがいっせいに入るとパニックになり、「カレーうどん」にルーだけ入れ、うどんを忘れる、ということが頻発する。
店のひとから、「ここ何屋やねん、次やったらクビやぞ」とよく怒られたと言う。
普段、この失敗をしたとき、せいやがオープンキッチンから、お客さんがスープを混ぜながら麺がないのに気づいて怒っているのを見つけるたびに、慌ててザルの麺を持っていき、「うち、こういうシステムなんです」という顔でカレースープに入れる。
しかし、あるとき、そのお客さんがたまたま店の社員で、「明日もし同じミスしたらクビやぞ」と激しく叱られ、絶対失敗できない、絶対失敗できない、と強迫観念的に思いすぎたせいやは、パニックになってラックを倒し、皿を一気に40枚割る。
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しかも、その皿はお盆のときに使う懐石用の皿で、その店はせいやのミスによってお盆の営業ができなかったそうだ。
ネタやフリートークのときのせいやは、器用にこなし、頭の回転も早いものの、日常では不器用で生きづらく、人それぞれに合う天職というのがあるのだとつくづく感じさせるエピソードである。