宮下草薙と高校中退
お笑いコンビ宮下草薙の宮下と草薙の共通点として、「高校中退」が挙げられる。
ツッコミの宮下は、群馬県佐波郡玉村町に生まれ育ち、小学生の頃にはお笑いが好きで人気者だったものの、小学校4年生で喘息を発症。運動ができなくなったことや、両親が離婚したことをきっかけに性格が歪み始めたと言う。
小3ぐらいまでは、周りを笑わしているようなクラスの人気者タイプ。ただ、ぜん息もちで普通に運動ができなかったりとか、両親が離婚したりとかで、小4から、ゆがみはじめて。中学時代には、芸人のモノマネで笑いをとる同級生に「お前の手柄じゃねぇぞ」って文句を言うような嫌なヤツでしたね(苦笑)。
その後、高校1年のとき、母親がうつ病を発症し、働かなければいけなくなったことから宮下は高校を中退する。
中退後は、当時の母の恋人である大工の棟梁のもとで働いていたが、母親がその恋人と別れ気まずくなったことから、父親のもとで仕事をしながら養成所の費用を貯める。
一方、ボケの草薙は、静岡県磐田市で生まれ、愛知県名古屋市で育つ。
小学校、中学校と大人しく、勉強も運動も苦手で、学校ではほとんど誰とも話さなかった。
高校は、入学式と身体測定の2日のみ登校し、中退する。
身体測定のときに「胸板が厚い」と言われ体型を軽くいじられたことから、いじめを恐れた、というのが中退の理由。
草薙は、高校中退後、警備員、ゴミ収集作業員、宅配など仕事を転々とする。